10月30日(土)秋保市民センターで恒例となった秋保中学校の家庭科授業の一環としてそば打ちの実習が行われました。地元秋保地区に受け継がれて蕎麦文化を地域文化への関心を高めることが目的です。前日から中学校からは亀山校長を始め教職員の方々やPTAの皆さん等が総力で準備にあたりました。実際のそば打ち指導には宮城手打ちそば研究会の会員17名が担当しました。仙台市教育委員会から当会の柏倉代表と遠藤副代表が特別非常勤講師とし任命されます。
新型コロナの感染は大分下火になってはいますが、万一のことが無いように、マスク、手洗いは徹底し検温は全員1週間の体調記録を当日朝提出します。
時間をずらし先ず3年生から9時から作業に入ります。開始に先立って亀山校長先生と柏倉代表から挨拶と注意事項の説明です。全員が頭の先からつま先まで感染症予防に気を遣います。
計量したそば粉と小麦粉を木鉢に投入
そば粉は当地区の秋保在来を生産者組合注文です。
地延しへ真剣に取り組んでいます。
丸出し開始!
切りの作業は市民センターの体育館へ移動して用意された台で行います。
当日は昼食を挟んで1年生が16名、2年生が15名そして3年生が18名の合計49名が参加しました。生徒の皆さんの成績は学年を通して1級が18名2級が17名と素晴らしいものでした。特に3年生は8割弱が1級と毎年授業で練習して来た経験が如実です。生徒が作ったそばは各自プラスチックケースに入れて持ち帰りです。
夕食では家族と今日の話が弾み、きっと楽しく美味しかったことでしょう。