6月15日(土)と16日(日)の二日間にわたり「仙台秋保そばフェス2024」が開催されました。初日は全麺協そば道の、初、二段認定会を行い翌日は「杜の都 仙台名人大会です」。この名人大会は並行して「全日本素人そば打ち名人大会」東北予選を兼ねています。
まずは初日の初、2段の認定会です。認定会の開始にあたり柏倉審査委員長からの挨拶です。認定会へ参加の皆さんは認定に向けて真剣に聴き入ります。
いよいよ認定審査開始。初段は青森を除く東北5県から25名の参加がありましたがその内13名が高校生という内容です。全体にレベルが高く観客の方からも「手さばきや所作の美しさに夢中で見ました」との感想も頂戴しました。2段の検定では10名が参加そのうちの一人は高校生で将来が楽しみです。今回の出場者の皆さんは目出度く全員合格です。
会場の外は秋保の地場産品の産直販売コーナーも設けられ、また打ち立ての秋保在来のワンコイン手打ちそばを求める大勢の来客で賑わいます。
一方調理室では会員の上段者が打ったそばを茹でて、当日来られた一般の方に美味しく食べて貰えるように大忙しです。
初、二段検定受験者が採点結果を待つ間「宮城手打ちそば研究会」の小林副会長が観客の皆さんを含めデモ打ちを披露
翌16日は「仙台そば打ち名人大会」が始まります。
こちらは東北やだけでなく東京、北海道、広島、神戸、栃木、茨木と各地から総勢47名の参加者が集まります。
審査員は日本食品衛生協会理事長で「上野薮そば」会長鵜飼さん以下「素人そば打ち11代落合名人」以下歴代名人4名の錚々たるメンバーです。
大会終了後、公務外の日曜日にもかかわらず郡仙台市長が駆けつけてくれご挨拶を頂きました。
優勝者には市長から仙台市長賞が授与されます。また同時に行われた「全日本素人そば打ち名人大会東北予選」では3名が選ばれました。
今回は各地から大勢の皆さんに協力を頂きました。仙台秋保総合支所の所長以下の方々、いわきそば塾、青森県そば研究会、秋田手打ちそば研究会、仙台一番町そば塾、秋保生産組合並びに地区のみなさん他大勢の力添えで,天気にも恵まれ無事大会を終了することが出来ました。その他ご協力いただいた皆さんを含め篤くお礼申し上げます。